90日目 カンボジア🇰🇭 シェムリアップ滞在④ 42km 2023/11/07

念願の自転車でアンコールワットへ!

 

7時半に起床。

今日はついに自転車でアンコールワットへ行きます。

今までのカンボジア旅でも、レンタル屋で自転車を借りてアンコールワットへ行くことはできたのですが、「アンコールワットへ行くなら自分の自転車やろ!」っていう謎のこだわりがあったので、今回が初の自転車でのアンコールワットです。

めちゃくちゃワクワクしています。

 

ささっと準備を済ませて、自転車のメンテナンスをして8時過ぎに出発。

普段ほとんどメンテナンスしないくせに、「アンコールワットへ行くんやから!」ってことで、謎にメンテナンスしました笑

朝からテンション高めです。

 

セブンイレブンで水とチョコを買ってから、まずはチケットセンターへ向かいます。

チケットセンターは市内からもアンコールワットからも離れたところにあります。

初めて来た時はアンコールワットの近くにあって利用しやすかったのですが、政治の力か何かで離れた場所に変わりました。

場所は不便ですが、広くなったので待ち時間は少なくなっている気がします。

建物も綺麗です。

1日券を37ドルで購入。

3日券だと62ドル。

7日券だと72ドル。

こうやって見ると1日券は割高です。

じっくり見たい人には3日券がおすすめです。

 

チケットを購入したので、早速遺跡へと向かいます。

一般的には最初にアンコールワットへ行くのですが、最初にアンコールワットへ行くと来た道を戻ることになるため、今回はアンコールワットへは最後に行くことにします。

 

まずは一番近くにあるプラサットクラヴァンという遺跡へ。

マイナー遺跡なだけあって全然人がいません笑

こじんまりした遺跡です。

真ん中の塔の中には、しっかりと壁画も残っており見応えがありました。

チケットチェックの兄ちゃんと。

彼もサイクリングが好きらしく、「どっから自転車で来たんだ?」と声をかけてくれて話が盛り上がりました。

「俺も最近子供が生まれたけど、家族がいて旅してるなんて日本人はクレイジーだなー!」と言われてしまったので、「日本人がクレイジーなわけではなくて、私がクレイジーなだけだよ。」って訂正しときました笑

めちゃくちゃ英語が上手で面白い兄ちゃんでした。

 

お次はバンテアイクデイという遺跡。

個人的にはかなり好きでした。

こちらも観光客がほとんどおらず、静かにじっくり見ることができました。

アンコールワットのような大きさや迫力はありませんが、彫刻がしっかり残っていたりしてよかったです。

バンテアイクデイの向かいにはスランスランという貯水池があります。

貯水池沿いを走りながら、次の遺跡へと向かいました。

 

プレループ。

前の2つとは異なり、高さのある遺跡です。

結構急ですが、階段を登ると上まで行くことができます。

上からの景色はなかなか良いです。

せっかくなので登ってみることをお勧めします。

 

東バライ。

東バライには象の像がありました。

象の像は他ではあまり見ません。

象が好きな人にオススメの遺跡です。

 

タソム。

森と共存している感じの遺跡。

マイナーな遺跡でしたが、かなり好きなタイプの遺跡です。

観光用に手を入れられまくった遺跡よりも、森の中で佇んでいる遺跡の方が見応えがあって好きです。

遺跡って感じがしますよね笑

 

クロコ。

それぞれの遺跡の入り口にはチケットを確認するスタッフがいるのですが、この遺跡にはいませんでした。

どうやら規模が小さすぎる遺跡にはいないようです。

放置された遺跡って感じでしたが、自転車を近くまでつけられるのでよかったです。

そのまんまって感じで、これはこれで好きです。

観光客は誰もいなかったですが笑

 

ニャックポアン。

貯水池を渡った先の島にある遺跡です。

本体自体は小さな遺跡ですが、島の中でも東西南北をプールで囲まれており、神秘的な雰囲気のある場所でした。

建てられた当時は橋もなく、舟とかでここまで来ていたのだと思うと、かなり神聖な場所だったんだろうなと思います。

初めて来ましたが、いい遺跡でした。

ここでもチケットチェックの兄ちゃんと仲良くなりました。

ガイドさんばりにニャックポアンについて説明してくれて、大変ありがたかったです。

プラサットクラヴァンでもそうでしたが、チケットチェックをしているだけのことはあって、その遺跡についてめちゃくちゃ詳しいです。

チケットなしで通過する人がいないか睨みをきかせているので怖い印象ですが、全然そんなことはなく、むしろフレンドリーな人が多いのでありがたいです。

 

バンテアイプレイ。

二つ目の誰もいない遺跡。

ここもチケットチェックはなく、ポツンと解放されていました。

クロコよりも移籍としての形は残っており、それなりに見応えはありました。

 

プリヤカーン。

今回の遺跡周りで一番お気に入りの場所です。

いくつもの回廊の真ん中に、一本の小さな塔が立つ遺跡で、規模がかなり大きい遺跡でした。

遺跡と森が共存している感じがたまりません。

雨季終わりだからというのもあるかもしれませんが、苔むす感じと緑に飲まれる感じが何とも美しい遺跡でした。

自分の口から美しいなんて言葉が出るのは変な感じですが、それでもこの遺跡はまさに美しい遺跡でした。

靴が少し泥だらけにはなりますが、回廊の外壁に沿って周りを歩いて見るのもとてもよかったです。

アンコールワットを抜いて、一番好きな遺跡になりました。

仲良くなったチケットの兄ちゃん達が、「プリヤカーンはめっちゃいいよ!」って言ってた理由がわかりました。

プリヤカーンめっちゃいいです!

小回りコースではこない遺跡なのであまり見に来る人はいませんが、ぜひ大回りコースで見に来てほしい遺跡です。

プリヤカーン最高でした!

 

北大門。

小回りコースで通る南大門は混んでおり、独占して写真を撮ったりすることは難しいのですが、北大門は空いており思う存分写真を撮ることができました。

相棒との写真が撮れて大満足です。

 

アンコールトム。

 

バイヨンと言われる有名な遺跡です。

顔岩はよくポスターで使われていたりします。

ここには何度も来ていますが、何度見ても迫力があります。

写真じゃ伝わりきらないデカさがあるんですよね。

ただ、プリヤカーンを満喫してしまった後だと、、、って感じです笑

4年前に来た時には上の方まで登れたのですが、現在は登ることができなっくなっており、少し残念でした。

見学する道順が決められていたり、色々変わっているところがありました。

遺跡保護のためには必要なことなんですけどね。

 

最後にアンコールワット

やっぱり何度見てもすごいです。

これだけの大きさのものを石を組み上げて建てているってことが本当にすごすぎます。

信仰の力ってすごいなって思います。

午後の暑い時間に行ったこともあり、人が少なくて見やすかったです。

日の出の後の時間帯とかだと、ものすごい数の人がいるので静かに見れないんですよね。

かなり暑いですけど、16時とかに見るのもオススメです。

遺跡に座って空をぼーっと眺めながら、ゆっくりと過ごすことができます。

ピクニックをしているカンボジア人から、豪快に食べ物を盗む猿を横目にアンコールワットを去りました。

尻尾がピーンッてなってます。

 

途中でセブンイレブンに寄って水分補給をしてから、17時過ぎに宿へ戻りました。

朝8時過ぎに宿を出発したので、まわってくるのに9時間かかりました。

42km走り、20000歩以上歩き回り、もうへとへとです。

でも、めちゃくちゃめちゃくちゃ楽しかったです!

自分で決めたコースを自由に走りまわりながら、好きな遺跡を見てまわれる至福の時間でした。

正直、トゥクトゥクでまわるよりも10倍は楽しかったです。

遺跡の周りの道はこんな道ばかりで、普通にサイクリングするだけでも楽しいです。

そこに遺跡探検までついてきたら、楽しくないわけがないですよね。

自信をもって全サイクリストにオススメします!

自転車好き、遺跡好き、冒険好きは絶対に自転車で巡ってみたほうがいいです!

むちゃくちゃ楽しい経験ができます!

 

18時頃から夕飯。

チャリ散歩のガイドさんと、同室の青年と乾杯。

0.5ドルの生ビールが走りきった体に染みわたります。

最高です。

遺跡に夢中で昼飯を食べていなかったので、焼きそばとハンバーガー。

最高です。

朝飯も食べていなかったので、これでは足りずハンバーガーを追加。

1日分のカロリーをしっかり摂取しました。

 

明日にはシェムリアップを出るつもりでしたが、へとへとすぎて無理そうなので、明後日にしようと思います。

 

自転車でまわるの本当に楽しかったなー。

 

 

90日目 シェムリアップ滞在④ 42km

宿代 5ドル

飲食代 20000リエル

観光代 37ドル

 

 

 

 

 

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