70日目 ベトナム🇻🇳 チャウドック滞在⑥ 0km 2023/10/18
ベトナムの小学校を訪問③
7時半に起床。
今日も8時半から学校です。
昨晩は夜中に何度か起きてしまい、寝れたような寝れてないような感じです。
ささっと支度を済ませて8時過ぎに学校へ。
到着すると、1時間目の体育が行われていました。
驚くべきことに、昨日一緒に考えた活動をすでにやってくれています。
Google翻訳とYouTubeとイラストで、「何とか伝わったかな。」くらいに思っていたのですが、早速やってくれています。
めちゃくちゃ嬉しかったです。
子供たちも楽しそうです。
先生的にも手応えがあったのか、2時間目もやってくれていました。
まずは自分がやって見せる。
次は代表の子供にやってもらう。
最後にみんなでやってみる。
本当にみんなが楽しんでくれていてよかったです。
30分休みには子供たちと戯れつつ、青空教室で日本のプレゼンをやってみました。
日本食については多くの子供たちも知っており、寿司とか刺し身とかうどんの写真で大盛りあがりでした。
食べてみたことはないようですが、テレビなどで見て知っているようです。
3時間目も体育の見学。
先生の体育の流れとしては、準備体操→集団行動→遊びやアクティビティって感じです。
集団行動の練習も、まずは先生の指示で。
その次に代表の子の指示で。
最後にグループ練習。
こだわりがあるようです。
集団行動が終わってからはアクティビティ。
3回目にもなると先生の指示も的確です。
ケンケンパは8割くらいの子供ができるのですが、縄跳びは5割くらいの子供しかできないことに驚きました。
普段やってないんだろうなって感じです。
10時15分に午前の授業が終了。
基本的に家族がバイクで迎えに来るスタイルで、学校の周りがバイクでごった返します。
「迎えの間の仕事はどうなっているんやろか。」って思うのですが、それは日本人的な疑問であり、「きっと学校に合わせて休憩とかもらえるんだろうな。」って思いました。
今日は「午後も来るかい?」って聞いてくれたので、午後も行くことに。
13時半かららしいので、昼飯を食べてからは昼寝タイムです。
13時に起きて学校へ。
午後の体育の授業は体操的なやつです。
「今度は私が見せる番だ。」とベトナム式の体育を見せてくれるようです。
見た事ないタイプの体操。
正直あまり楽しそうではありませんでしたが、子供たちは一生懸命やっていました。
全体でやった後はグループ練習。
流れとしては集団行動と変わりません。
体操が終わった後は遊びの時間。
「イタチとネズミのゲーム」っていう遊びを見せてくれました。
手を繋いで輪になり、繋いだ手の間をイタチ役とネズミ役の子が走りながら、おいかけっこをするというゲーム。
男子と女子が手を繋ぐことに抵抗がある子が多く、うまく輪になっていませんでしたが、遊び自体は楽しそうでした。
4.5.6時間目は同じ流れで活動をして終了。
1時間目から空き時間なく、ずっと体育をやっているので、6時間目には先生も流石に疲れた様子でした。
6時間目を終えて、体育教官室で少し休憩。
「明日にはカンボジアへ行く予定です。」と伝えると、「2日間、体育指導の協力をありがとう。」と言ってくれました。
そして、「いつかまたこの学校に来てください。一緒に体育をやりましょう。」と。
「私の方こそありがとう。必ずまた来ます。」とお礼を伝えて分かれました。
本当に熱心でいい先生でした。
ありがとうございました。
校長先生にもお礼を伝えました。
「体育の先生はとても熱心でいい先生でした。勉強になりました。ありがとう。」と伝えると、「子供たちにとっても、教師にとってもいい経験になりました。ありがとう。」と言ってくれました。
さらに、「次はもっと長い期間来てくださいね。」と言われてしまいました。
こういうやる気のある学校にこそ、協力隊員を派遣するべきだよなって思います。
学校を出ようとすると、サインを求める子供たちに囲まれ、謎のサイン大会。
サインなんてないので、名前を漢字でひたすら書きました笑
「日本人が学校に来てたな。」って少しでも記憶に残ってくれたらいいなって思います。
宿に戻り1時間ほど休憩。
17時に英語の先生の家へ。
今日も英語塾をやっているというので、作ったプレゼンをもって行きました。
今日は小学生の子たちで、「ソータ!」と出迎えてくれました。
しばらく質問大会をしてから、発表タイム。
日本の料理や景色の写真を興味津々で見てくれました。
日本食には特に興味がある子供が多く、「寿司が食べてみたいんだよね!」、「たこ焼きって美味しいの?」、「わさびは本当に辛いの?」と質問が止まりません。
ホーチミンまで行けば美味しい日本食が食べられるのですが、彼らはホーチミンへは行ったことがなく、「いつかホーチミンへ行きたいな!」と言っていました。
ホーチミンからチャウドックへは自転車でたった3日の距離ですが、ホーチミンでの滞在費などを考えると、きっと簡単には行けないのだろうなと思います。
興味津々に話す彼らを見ていると、彼らが大人になる頃には、もう少し人の往来がしやすい状況になっているといいなって思います。
1時間ほど滞在して、先生と子供たちにお礼を言って退散。
子供たちは、「もう明日はいないの!」、「まだいればいいじゃん!」と寂しがってくれました。
先生は、「次は家族と来てね!私達のことを忘れないでね!」と声をかけてくれました。
本当にありがとうございました!
受け入れてくれて、貴重な経験をさせてくれた先生と子供たちに感謝です。
帰り道には夕飯を探してぶらぶら。
とりあえずコンビニでビールを購入。
つまみになりそうなものを探していると、「そーた!」と声をかけられ見てみると、学校の先生達が。
まさかの屋台をやってました。
パンを売っていたので、「1つください。」って言うと、「持っていきな!」って感じでくれました。
お金は受け取ってもらえず、お礼を言ってありがたくいただくことに。
ありがとうございます!
パンだけでは足らないので、チキンとバーガーを買って宿に。
シャワーを浴びて、洗濯してから夕飯。
ただのパンをつまみにビールを飲んだのは初めてです笑
明日はついにカンボジアへ行きます。
チャウドックでの生活は本当に楽しくて、もっといれそうなのですが、走り出せなくなりそうなので、カンボジアへと向かおうと思います。
国境を越えるにあたって不安なことは、ビザを持っていないということです。
何日滞在であろうとカンボジアに入国するためにはビザが必要です。
基本的には国境でアライバルビザを取得可能なのですが、今回使う国境は全く情報がなく、本当にアライバルビザが取れるのか不明です。
「もし取れなかったら、、、」と考えると多少不安ですが、取れると信じて行ってみようと思います。