2022/8/10 🇯🇵紀伊半島 1日目 岐阜市〜津市
本格的に旅の記事をを書き始める前に、予行演習として、2022年の夏に紀伊半島を旅した時の記録を記事にしてみようと思います。
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久しぶりの自転車旅
今回の旅の目標は2つある。
1つは紀伊半島を一周すること。
もう1つは本州最南端の潮岬へといくこと。
この2つである。
旅に出ることに決めたはいいが、5日を超えるような自転車旅をするのは、大学4年の時に九州の最南端である佐多岬を目指して走った時以来になるので、実に6年ぶりとなる。
当時はほぼ毎日自転車に乗っており、体力も筋力もそれなりにあったので、1日150km〜200kmを漕いでいた。
しかし、最近はというとたまの土日にしか乗っていない。
「体力も筋力も落ちた状態で、果たして1日どれだけ進めるのだろうか、、、」
不安ではあったけれど、世界を走る前に少しでも自転車旅の感覚を取り戻そうとスタートした。
気合いを入れてスタートしたものの、やはりペダルが重い。
久しぶりに荷物を積んでいるということもあるが、明らかに筋力が落ちている。
「こんなんで紀伊半島一周できるのかよ、、、」と独り言を言いながら漕いでいく。
三重県へ入る前に少し休憩。
1時間ほどしか漕いでいないはずなのだが、すでに足が重い。
そして、楽しみな自転車旅だったはずなのだが、あまりテンションが上がらない。
なぜかというと、岐阜から三重を抜けるルートは正直あまり楽しくないのである。
基本的に大通り沿いを走っていくため信号でのストップが多く、荷物を積んだ自転車で走って止まってを繰り返すとどうしても疲労が溜まってくる。
道を決めたのは自分なのだが、この道は何度かサイクリングで走っている。
同じ道を走るのはあまり楽しくない。
案の定、四日市あたりで右の太腿をつってしまった。
少し休憩して、「残り30kmくらいなら漕げるか。」と再スタート。
今日は、津市までゆっくり漕いで終わりにすることに決定。
結局1日目は100kmほどしか走れず。
「まあ、久しぶりの自転車旅なんてそんなもん。」と自分に言い聞かせながら、ぶらぶらと野営地探し開始。
知らない土地で暗くなってから野営地を探すのは骨が折れるので、できるだけ明るいうちに目星をつけるようにしている。
もちろんそうはいかない時もあるのだが、疲れている日は特に明るいうちに見つけるように心がけている。
適当に海沿いに向けて走っていると、いい感じの海岸があったので決定。
本日の野営地は阿漕裏という場所にある海岸。
釣竿でも持ってくればよかったなーと思いながら、しばらくぼーっとしていると腹が減ってきたので、近くのスーパーに弁当を買いに行くことに。
旅先のご当地スーパーに行くのも個人的な旅の醍醐味だが、近くに面白そうなとこはなかったので、安定のマックスバリュさんでお弁当を購入。
日が落ちてからテントを張り、近くの水場でさっと水浴びと洗濯をして、ふくらはぎと太腿のマッサージをしてから就寝。
余談だが、水浴びやら洗濯やらをするときに、個人的にお勧めなのが釣り用の折りたたみバケツである。
折り畳めば薄くなるし、軽いし、丈夫だし。
学生の頃から同じバケツにお世話になっているけれど、こいつがいまだに現役。
エチオピアでの2年間もこいつにお世話になった。
これから野宿旅を考えている人には大変お勧めなのでぜひ。
1日目 岐阜市から津市 100km
紀伊半島2日目の記事はこちらから。